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2021-04

scenario3

ついに第三段……いや、やっと第三段

余計な話ですが、このカモパチというあだ名のカモの部分
これの由来、実は過去に私の所属する部活から来てまして、そこでの部会での必要経費的なものに金を払ったら、神子君が

お前カモられてるんじゃね

と言いはじめたことからつけられました。はっきりいって、正直その部活は何も悪いことしてません。

ただちょっとばかし高くね
そう思ったことを彼に話した僕がいけないんです。きっと悪いのは神子君
だからあの部活の会計に狂いなんかない…




(岡田家・リビング(夜)続き)
    玄関からドアの開く音
岡田「ただいま」
舞「おかえりなさい」
    舞、台拭きをすぐさま置き、玄関へ向かおうとする。リビングと玄関を結ぶドアを開けたまま、玄関で岡田と出くわす
    江澤、その舞の様子を少し遅れて眼で追う
    開いたドアの先で、笑顔で岡田を迎え、鞄とスーツを受け取る舞を少しばかり、のぞき見る
    前を向きなおり、微笑して背伸びをする江澤
    岡田、江澤の背伸びする後姿を見ながらリビングに入る。
岡田「久しぶりだな、啓。本当よく来てくれたよ」
    江澤、背伸びを崩して後ろの岡田を見て
江澤「おう、新婚生活いい感じじゃねーか」
岡田「茶化すなよ。それに婚約もまだしてないし」

 同・リビング(夜)
    台所で舞が水洗いをする音
    江澤と岡田、向かい合ってソファーに座る
岡田「明日、神社行かないか。こないだ電話で言った跡取りになりそうな人も来るらしいからさ」
江澤「そうだな、…神社かー。よくよく考えるとあの時以来だな」
    舞、いったん水洗いを止め、食器の水を落とし、整理しながら
岡田「俺もそんなもんかな。(台所にいる舞を見て)…舞はどうする?」
舞「私は…明日、町内会の仕事があるから、昼過ぎてからなら行けるかも」
江澤「(半笑いで)町内会?」
    言い終わって岡田を見る
岡田「今ちょうど、うちの両親が旅行行ってていないからさ」
江澤「ああ、ああ、ああ、成る程ね」
    江澤、欠伸をしながら眠たそうに言う
岡田「今日はお疲れだったな。風呂入って寝ちゃえよ」
江澤「…おう」

 同・江澤の泊まる部屋の前の廊下(夜)
    舞の後ろに、寝巻を着た江澤が目をこすりながらついてくる
舞「ここね」
江澤「(眠そうな声で)おおー」
    足取りの鈍い江澤、真っ暗な部屋の中に敷いてある布団に大の字に倒れこむ
    舞、微笑みながらドアを半分ほど閉め
舞「じゃー、明日10時ね」
    江澤、横目で舞を見ながら顔を布団に半分押し当てたまま
江澤「ああ、…おやすみ」
    江澤、「おやすみー」と言いながらドアを閉める舞の様子を見て、リビングのドアから垣間見た、舞の姿、そして岡田を見る笑顔が一瞬頭に浮かぶ
    ドアが閉まり部屋が真っ暗になると同時に、江澤目を閉じる

 小山西高等学校・外観(回想)
T 4年前

 同・2階廊下(回想)
    江澤(18)、廊下で同級生3人と雑談する。視線が止まる
    教室から廊下に小走りでこちらを見ながらやってくる舞(18)
    江澤と周囲の同級生の前に舞が現れると、同級生たちは舞から引いていく。江澤の前にくると、同級生の内、何人かは「マジで」等とささやく
舞「ねえ、啓ちゃんちょっといい?」
    江澤、引いてく同級生を見てから少し得意そうに
江澤「ん、何だい?」
    舞、その同級生を一瞬見渡してから
舞「何、調子に乗ってんの」
舞の女友達「あんた、ただの舞の幼馴染でしょ」
    すかさずきつい口調で舞の女友達が突っ込む。
    江澤、その声に気づき舞の後ろに立つ、その女友達と真川由希(18)を見る
舞「ここじゃいいにくいから、ちょっと来て欲しいんだけど」
    周囲にいた同級生のうちの何人かが「おお~」と口に出す
    江澤、言いづらそうに下を向いてから自分を見る舞を見て、周囲の同級生に「落ち着け」とサインを出す。
    そして半笑いになりながら、眉を動かして
江澤「心の準備はできているよ」
舞「何それ」
舞の女友達「別に告る訳じゃないから」
    周りの同級生は落ち着いていく
    江澤、わざとらしく驚いて見せた後、後ろにいる二人を見て「お前、さっきから…」と顔をしかめて言おうとするとそれに挟むように、
舞「そう、啓ちゃんに頼みたいことがあるの」
    江澤、わざとらしそうに溜め息をつき、窓枠に手を乗せて一瞬外を見る
江澤「外、熱いんだよなー」
    江澤、舞の真剣な表情を見る、
江澤「…わあったよ」
舞「さっすが啓ちゃん」
    舞、笑顔で江澤の腕を強引に引いてく、江澤、舞のペースに合わせながら、疲れたような顔でついていく
    舞の女友達、皮肉な笑みを浮かべて
舞の女友達「素直に喜べよ」
    舞の女友達と由希、正面を向いて歩いて行く。後方で正面を時々見ながら江澤、叫ぶ。
江澤「喜んでねーから」

 同・校庭・木陰のベンチ(回想)
    舞の後ろをついていく江澤。舞、校庭の方を見ながら歩く
    ベンチに座る舞。その横に少し離れて、だらける様に真上を見て座る江澤
江澤「で、話ってのはなーんでございますか」
舞「ちょっとは真剣に聞いてよ」
    舞、真剣な表情で少し下を向く
    江澤、舞を見る
    江澤、再び真上を向く
江澤「あい」
    沈黙が続く。蝉が鳴る
    江澤、焦点を上から舞の方に向ける。そして舞の見ている方向に合わせる
江澤「言えよ。何だよ一体」
舞「啓ちゃんってさ、岡田君の友達だよね」
    江澤、もう一度舞を見て、校庭を見る
江澤「ああ、宏ね。……(笑いながら)なるほどそういうことか」
    校庭ではマラソンの練習をする生徒達
    その中に岡田(18)の姿が映る

 同・校庭脇・山の見える日陰
     江澤の後ろに続いて歩く舞
江澤「あいつが誰好きなのかって言われてもなー…。いまいちよくわかんねーんだよ。部活とかテストとか人間関係の事とかはよく話すんだけどよ。恋とかその手の話はしないんだ。寧ろ舞の方が知ってるんじゃん、あいつとメールしてるんなら」
舞「好きな人も彼女もいないとはいってたんだけどね…」
江澤「遊びにはいったん?」
舞「それがまだでさ。…乗ってくれるかな…なんか話せなさそうだしな」
    立ち尽くす舞
    江澤、舞を見る。舞も江澤を見る。
江澤「そこで、俺に仲介役になれってか?」
舞「…いい?」
    江澤、笑みを浮かべて
江澤「しゃーねーなー。ただし、今度奢れよな」
舞「…ありがと。ちゃんと奢る」
江澤「で、そのデートプランは?」
江澤と舞、再び歩き始める
舞「考え中。ていうか、ここら辺遊ぶところ無いんだよね」
江澤「隣町まで行くしかないよな…いや、でもあすこも何かデート的な感じでは…」
    江澤と舞、立ち止まって考える
江澤「いや一つあるわ。この町にも」
舞「え…、あったっけ?」
江澤「あすこだよ。しかも何かその手のしきたりとかもあったろ」
    江澤、山を指さす




追記:Tとは文字で画面に出るテロップをいみします
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コメント

次のシーンは神社かな
それにしても江澤すこしかわいそう(笑)

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